勝山市は、福井県の東北部に位置しています。
市街地は九頭竜川の流れに沿って形成された川岸段丘に位置し、明治以来の地場産業である繊維産業を基幹産業とした商工業と、古くから農林業が盛んな水と緑の豊かな田園都市です。
春には雪化粧の残る山々を背景に咲き誇る弁天桜が楽しめ、市の無形民俗文化財に指定されている走りやんこではチームごとの真剣なリレーに見物客が盛り上がります。
「勝山みの市にないものは馬の角だけ」と言い伝えられてきた年の市では、木工品や民芸品など手作りの商品を会話を楽しみながら手に入れることができるとあって、朝早くから多くの人々で賑わいます。他にも祭りや踊りなど、各地区に伝統的な行事がいくつも残っています。
これらは人々の生活やコミュニケーションの場の中で成り立ってきたもので、それぞれの熱い思いの結晶として勝山にしかない独自の魅力をつくっています。
- 勝山市の面積
- 面積:253.88平方キロメートル
- 人口と世帯
- ■人口:21,461人
- ■世帯数:7,905世帯
- ※2023年11月末現在
平成21年10月 日本ジオパークに正式認定
勝山市全域をエリアとして、「恐竜、恐竜化石」をメインテーマに掲げた、「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」は日本ジオパークに認定されています。
勝山市では昭和63年(1988)に小型肉食恐竜の歯が発見されたのを皮切りに、学術的に貴重な恐竜化石が数多く発見され、学名を持つ恐竜の数は日本一です。
また、火山や火山活動の痕跡や、人々の暮らしに関わりの深い七里壁や大清水のように、市内全域にはたくさんの地質・地形遺産(ジオサイト)があります。
勝山市では、家庭・地域・行政等が一体となり、親が安心して子どもを産み育て、子どもたちが豊かな自然環境のもと、健やかにのびのびと育つことができる環境整備を図っています。
特に、「子育て支援日本一」の実現に向けて、先進的で魅力ある様々な子育て支援事業の充実を図っているところです。
【主な子育て支援事業】
1.18歳までの子ども医療費無料
2.児童館の利用料無料
3.保育園の待機児童なし
4.福井県内トップクラスの保育料軽減措置
5.環境教育とふるさと教育を柱としたESDと英語教育の推進 など
道の駅「恐竜渓谷かつやま」が、県内16番目の道の駅として令和2年6月20日にオープンしました。
物販コーナー「スーベニアショップラプトル」では、勝山市の豊富な自然環境に育まれた農林水産物や加工品をはじめとして、道の駅オリジナルグッズや恐竜グッズなど多数のお土産が並びます。
また、飲食提供施設「九頭竜テラス」では、奥越前の自然を眺めながら地元食材を使ったご当地グルメを味わうことができます。
- 鉄 道
- JR大阪駅→特急(約1時間25分)→JR敦賀駅乗継→北陸新幹線(約20分)→JR福井駅→えちぜん鉄道(52分)→勝山駅
- JR名古屋駅→特急(約1時間40分)→JR敦賀駅乗継→北陸新幹線(約20分)→JR福井駅→えちぜん鉄道(52分)→勝山駅
- JR東京駅→北陸新幹線(最速2時間51分)→JR福井駅→えちぜん鉄道(52分)→勝山駅
- 自動車
- 北陸自動車道/福井北ICから中部縦貫自動車道を通って勝山ICで約20分
- 東海北陸自動車道/白鳥ICから油坂峠道路を通って国道158号⇒157号経由で約60分