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  創業明治28年。勝山で最も古い繊維企業

  当社の創業は明治28年と、勝山の繊維企業のなかで最も歴史の長い会社です。創業時は絹織物を製造していましたが、昭和40年代からポリエステルなどの合繊織物にシフト。現在では婦人衣料やユニフォーム、産業資材などさまざまな製品を手がけています。普段、当社の製品を直接目にする機会は少ないかもしれませんが、世界中で使用されているものも。長年の歴史のなかで蓄積された技術とノウハウをもとに、お客様のニーズや最新のトレンドを取り入れた新鮮な企画を提案し、価値ある織物を創造し続けることが私たちの使命です。

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  これまで培った技術の伝承が急務

  当社は撚糸からサイジング、織りまで一貫した生産体制が強み。お客様の多様なニーズに応えられる小回りの良さで、短い納期であってもスピーディーに対応しています。また、各部門が常に連携してコミュニケーションをとっているため、品質のフィードバックもすみやかに行うことが可能です。とはいえ、繊維の技術はこのようなシステマティックな仕組みだけでなく、職人一人ひとりの技術によって支えられている部分も大いにあります。ベテランの職人さんのなかには高齢になっている人も多いため、当社では積極的に技術の伝承を進めています。

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  繊維産地である勝山への思い

  勝山では古くから繊維産業が根づいてきました。近年は中国をはじめとした海外製品が増えていますが、勝山には実は世界でもトップクラスの技術を持つ企業も少なくはありません。衣食住の一つである「衣服」は決してなくならないもの。企業の連携を強くしながら勝山の繊維産地を盛り上げ、国内はもちろん、世界中にその技術力を広めていきたいと考えています。そのために取り組むべきことはまだまだたくさんあり、仲間が足りません。新たな製品の開発や品質改善など、これまでにないアイデアを出し、取り組んでいただける方を求めています。（代表取締役　白木 和幸さん）

白木興業（株） 主な仕事内容

Staff Interview

	出社	今日の仕事の段取りをします。
8:00	作業開始	機械の稼働及び保全
12:00	お昼休憩
13:00	作業再開
16:45	退社	勉強会などを開催することもあります。 ※織りの工程は2交替制

若い人からベテランまで揃う、「サザエさん」のような会社です！

石田 達也さん／2019年入社

中学校の職場見学で繊維の仕事を体験したことから、昔からものづくりに興味を持っていました。白木興業に入社する前も繊維の会社に勤めていたため、「サイジング」の経験はありましたが、新しいことにもチャレンジしたい！と希望を出し、現在は「撚糸」を担当しています。教えてくださる先輩は70歳代のベテラン。年の差があるので、はじめは何を話していいのかわからなかったのですが、フレンドリーに話しかけてくださり、優しく教えていただきました。仕事以外のことも気軽に話せる雰囲気で、とても仕事がしやすいですね。撚糸は糸によってそれぞれ撚りの条件が違うので、難しい部分がたくさんあります。機械の操作や保全など、まだまだ覚えることが多いので、1日でも早く先輩のような技術を身につけたいですね。

入社後の流れは？

当社では入社後、すべての工程を1週間ずつ経験しながら仕事の流れを覚えていただき、本人の希望や適性を見て配属を決定しています。配属後も一つの工程だけでなく幅広い知識・経験を身につけていただこうとジョブローテーションを行うこともあります。繊維のあらゆる工程を熟知したマルチな人材を育てたいと考えています。

Company's Profile